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−Page38− 寝台特急列車

首都アンカラからイスタンブルまでアンカラ・エキスプレスで移動


特急寝台車のコンパートメントは二人用だが、
私は1人部屋参加だったので単独で使用することに。
ラッキ〜。超リッチ気分!

(片側通路の個室なので広く、写真は2人分の座席)

まもなく車掌がやってきてベッドメーキング


楽しく気さくな車掌で私の部屋に度々やってきてアルコールをすすめる
やがて食堂車のシェフも連れてきておしゃべりに花が咲く

(座席を倒せばベッドに変身・1階部分)

ついでに、コンパートメントの設備を紹介しておこう
簡単な机がある。
走る列車の中で塩湖のスケッチを仕上げた


各部屋には洗面台が設けてある。
寝る前や朝の歯磨きに自由に使えて便利だ


小さな氷が入った簡単な冷蔵庫がある。
駅で買った缶ビール3本を入れた


庫中にはアクア、ジュース、クッキーがサービスで入っており
ご隠居はぜ〜んぶいただいたよ


コンセントが付いている。
デジカメの充電やシェイビングに使用
個室の照明は自由にコントロールできる
しかしエアコンの調節はうまく作動しなかった


ビュフェのシェフと一緒に
(車掌が撮影)


朝になるとビュフェで簡単なモーニングセットのサービス


午前8時にイスタンブルのハイダラパシァ駅に到着


アンカラ・エキスプレス

イスタンブルに2つの国鉄駅がある
我々はアンカラ(アジア側)から到着したのでハイダラパシャ駅

ヨーロッパ側からはスィルケジ駅↓に到着する

クリスティの「オリエント急行殺人事件」の出発駅はこちら

夜更けのイスタンブル(ホテルのベランダから)
(画像はスケッチをネガ反転して表示)
6-2(



ート・シート・ストーリー

列車待ちの時間にアンカラ駅の構内をブラついていた時、
老人が近寄り↑の数珠を差し出す。
!?私は、ちょっとびっくり。腰をひく。

が、彼は執拗に受け取らそうとすすめる。
??で…とりあえず…私は仏教徒?だから…とか言って辞退したが、
彼は笑みを浮かべながら受け取ってほしいと数珠を私におしつける。

老人の身なりからして、物売りか?と察し、
いくら?と尋ねたが、お金はいらないプレゼントだという。

もしかして布教活動なのかなあ?
そう言えばトルコでは数珠(タビスというらしい)を手にしてい人をよく見かけた。
でも…日本の観光客にくれてやっても…無駄じゃん?
ご利益がないのになぁと不思議に思う

もし布教だとしてもタダで頂いては日本男児の名がスタる。
咄嗟に、私が薬師寺をスケッチしたのを↓リュックに入れていたのを思い出し、
「日本の有名なお寺の絵です。これをあなたは受け取ってくれますか?」

彼はすっごく喜んでくれ、彼もリュックから経典?(↑)を取り出し、サインをし
これもあげる、そうだジュースも飲もうと紙コップについでくれる。

一瞬、睡眠薬でも入っていたら…との思いが頭をよぎったが、
彼の態度に不審さは微塵も感じられない。
ありがたく感謝して頂戴することにしよう。

広いアンカラ駅構内で、彼のトルコ語と私の日本語が響きあっている。

およそ以上の会話を交わしただろうと勝手に想像して書いている(汗)

戴いた数珠は33玉で、結び目は日本のと少し異なるが、
糸がゆったりしているので手に柔らかくなじみ気持ちがいい。

帰国してからも毎朝の勤行?でありがたく使わせていただいている。

…と言うことは、彼の布教活動はほぼ成功し、
ご隠居はええかげんな仏教徒だという不都合な真実を
彼はその時点で見抜いていたと言う事になる…?
〜おしまい〜

(プレゼントした薬師寺のスケッチ)
…この絵はトルコのどこかに今もきっとあるはず…
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